ビタミンC健康法
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最近、ある人からずいぶん昔話題になった、三石巌著「ビタミンC健康法」を貸してもらいました。 合わせて、ビタミンCの粉末も多量にいただき、私もビタミンC健康法を実地に試すこととなりました。

その人は数十年これを実行し、風邪を引いたことがないという人です。 読んで、参考になった点を挙げてみましょう。


「アーウィン・ストーンは、ビタミンCと風邪との関係についての先駆者である。彼はここ二〇年間、毎日三〜五グラムのビタミンCをとっている。そして、その間、一回も風邪をひいたことがない。ストーンは、一・五グラムを標準服用量とし、これを、オレンジジュースかトマトジュース、あるいは水にとかし、砂糖で調整して飲んでいる。 不幸にして風邪をひきかけたとき、どうすればよいかについての、ストーンの処方は次のとおりである。 一・五〜二・〇グラムのビタミンCを、二〇〜三〇分間隔で服用する。症状がなくなるまで、これを続ける。 ストーンによれば、三回目の服用で、たいていの風邪はなおる。重い症状に陥ることはない、という。この方法のこつは、なるべく早く、この処方を実施することである。手おくれの場合、第一回の服用時に消炎剤アスピリンを併用することを、私はすすめたい。」

私の場合、受験生を教える関係で、風邪を引きそうな時には予防のため、風邪薬を飲みますが、ある人は、そういう場合も効き目が速いといいます。


「有吉佐和子の小説『複合汚染』には、野菜のビタミン含有量が、ビニールハウスによって六〇%低下し、農薬によって四〇%に低下した、という意味のことが書いてある。結局、われわれの口にはいる野菜のビタミン含有量は、昔の一六%ということのようだ。」

つまり、現代人はビタミンC不足、ということですね。


「ビタミンCについても同じようなことがいえる。捨てられるとき、それは尿にとけてでてゆくのであるから、口からはいったビタミンCは、少なくともトイレで用をたすまでは体内に止まっている。それは一部は分解し、一部は血液や組織のビタミンC濃度を高めている。ビタミンCを大量にとればとるほど、その体内の濃度が高くなる。体内のビタミンCの半減期は一六日である。 ビタミンCを大量にとることのねらいはまさにここにある。血中濃度や組織中濃度を高く保つことに、意義があるのだ。」

ビタミンCは継続的に、多量に取らなければならないわけです。


「万一、骨折をおこしたら、ビタミンC・ビタミンE・タンパク質を、じゃんじゃん与えるがよい。カルシウムもむろん忘れることはできない。このような食生活によって、骨折は最短時間で回復するはずである。」

私は脚立から落ちて、足にひびが入ったのか、しばらくはれて痛かったのですが、その頃ビタミンCを摂取しはじめ、これにキネシステープを併用し、二ヶ月程度で医者へも行かず治ってしまいました。 風邪や骨折が治るだけではありません。


「風邪に強くなるためには、ビタミンCの大量と、あわせて高タンパク食がいる、とわれわれ日本人は考えなければならないようである。」

「ビタミンCに殺菌作用、制菌作用のあることは、それの発見後まもなくつきとめられた。」

「ガン、白血病、動脈硬化、糖尿病、不妊症、白内症、肝炎、腎炎、花粉アレルギーを防ぐ作用あり。」

このうち、私は花粉アレルギーには今年も去年同様苦しめられたので、やや懐疑的です。


「血中ビタミンC濃度が五〇%ふえると、知能指数が三・六%だけ上昇することがわかる。」

これに関しては、ビタミンCを取りはじめてしばらくしてから、頭がすっきりし、働きがよくなったという実感があります。


「眼球は、ビタミンCを濃縮してふくむ器官である。」

近眼にもいいようです。


摂取方法です。

「まず第一は、オブラートに包んで飲む方法である。私は朝食の直後に、一〜二グラムのビタミンCを、オブラートに包んで飲むことにしている。 第二の方法は、牛乳二〇〇ミリリットル程度をシェーカーにいれ、そこに一〜二グラムのビタミンCを加え、よく振って飲むものである。実際にはここに、配合タンパク一〇〜一五グラムと砂糖を加えてからシェークすることにしている。配合タンパクの種類によっては、これはきわめて美味である。」

シェークして飲むというのはとてもおいしそうです。


「第三の方法は、水溶液をつくっておき、これを飲む方法である。 これを私は、就寝前に、ビタミン・ミネラルの類の錠剤を服用するついでに飲むのである。」

私は不精なので、お湯に一〜二グラムの粉末を溶かして飲む方法を採用しました。 しかし、これは相当にすっぱいものです。


「還元型ビタミンCは、一二〇度までは分解しないといわれている。 また、砂糖による調味の問題であるが、これにブドウ糖や果糖を使ってはならない。 砂糖といえば、正しい呼び名は蔗糖であって、これは二糖類に属する。」


どうやらグラニュー糖は蔗糖純度が高いらしいので、混ぜるならグラニュー糖がよいでしょう。


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