トルストイ
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レフ・ニコラエビッチ・トルストイ

 1828年1910年。ヤースナヤ・ポリャーナ生まれ。作家。社会思想家。

 貴族の子として生まれ、早くから両親を失う。 カザン大学を中退し、クリミア戦争に従軍する。 そのときの体験などをもとに「幼年・少年・青年」を書き、文壇にデビューする。 しばらく農業と農民教育に没頭したが、1863年「戦争と平和」、 1973年「アンナ・カレーニナ」を発表、文壇に確固たる地位を占めるにいたる。

 しかし、この頃から、人生上の問題に悩み、自殺したいという誘惑にかられる。 哲学・宗教への接近から「復活」などの作品を手がけるが、 最終的に「イワンの馬鹿」をはじめとする民話の再生、創造こそ、 最高の文学的な仕事であるとの確信にいたる(「芸術とは何か」)。

 若いときから、振幅の大きい人生を歩んだトルストイだが、 晩年は世界の読者たちの注目を浴びながら、一歩ずつ天国への階段を上っていったともいえよう。

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